グライペル「今年が最後のツールになるかもしれない」

グライペル「今年が最後のツールになるかもしれない」

2019-07-06 0 投稿者: gachihin.com

グライペル「まだ脚は健在だと思ってる」

アンドレ・グライペル(Arkea-Samsic)Photo:Getty Images Sport

ツール・ド・フランスステージ11勝という輝かしい成績を残した彼のキャリアは終盤へと差し掛かっている。彼は現実的に考え、今年が最後のツールになるかもしれないと知っている。

36歳の彼は2016年以来、ステージ優勝を手にしておらず、昨シーズンLotto Soudalで過ごした後、冬にArkea-Samsicに移籍しました。
Lotto Soudalはドイツのスター選手である彼の代わりに、カレブ・ユアンを獲得しました。しかし、今シーズングライペルは、健康問題に苦しんでいて、ベストなコンディションに持っていけていませんでした。1月のLa Tropicale Amissa Bongoでのステージ優勝でステージ優勝のブランクを断ち切り、いくつかのステージでTOP10に入った事は注目に値する結果です。彼は6月のクリテリウム・デュ・ドーフィネ最終週の山岳地帯でリタイアしましたが、彼は今週リラックスした様子でブリュッセルに到着しました。彼の年齢と彼の実績は他の誰でもないと証明しています。

Photo:Getty Images

「自分のコンディションがこの3週間でどう変化するか調べてみるつもりだよ」
彼はCyclingnewsとSBSに語った。

「ここ2か月、沢山の健康問題に直面したけど、ツールを楽しんでトライするよ。ここに来れて嬉しいね。健康問題はもう大丈夫。あとは脚の調子が良いことを願ってるね」

Arkeaはグライペルと新フランス王者ワレン・バルギルをリーダーとしてツールに挑みます。バルギルは山岳ステージと可能な限り個人総合TOP10入りをターゲットにするでしょう。グライペルは平坦ステージでアシストを受けながら、ツールステージ12勝目を狙うでしょう。

「私はリードアウトトレインとは呼ばないかな。みんなが自分をいいポジションを取るのを手伝ってくれていた。ここでスプリンター達と争うのは簡単なことではないけど、また戻ってこれたのは良いことだと思う。チームが来年もメンバーに選出してくれるかわからない。だから今年が最後のツールだと思って楽しむよ。自分の脚を見るとき、まだまだいけるって思うんだ」

マーク・カヴェンディッシュは今年ツールに参加しないグライペルのライバルの一人です。グライペルがLottoに移籍する前、このペアはHigh Roadチームで難しい関係に耐えてきました。ここ数年、二人が年を重ねるにつれ、関係も改善され、論争の的となったDimension Dataとカヴェンディッシュについて優しい言葉をかけた。

「誰かがツール・ド・フランスのメンバーに選ばれないのには、常に理由がある。確かに彼はスプリントの中心にいて、たくさんの勝利を得たライダーの一人だね。悲しむ人がいるのも確かだよ。来年のツールに戻ってくるのを願っているよ」