マーク・カヴェンディッシュツールメンバーに選ばれなかった

マーク・カヴェンディッシュツールメンバーに選ばれなかった

2019-07-02 0 投稿者: gachihin.com

Dimension Dataが8人目のロースターを発表。

Photo:Getty Images

英国のスプリンター、マーク・カヴェンディッシュがツール・ド・フランスのDimantion Dataのメンバーに選ばれなかったため、エディ・メルクスのツールステージ34勝の記録に今年は近づくことは出来ないでしょう。

Photo:Getty Images

既にツールでステージ30勝を挙げているカヴェンディッシュ。彼は近年伝染性単核球症(キス病)を患い、メルクスの記録への挑戦は妨げられていました。そして、今年5月に完治を宣言しましたが、彼は復帰後のパフォーマンスに苦労しています。

Dimantion Dataは今週土曜日に始まるツールの8人目を発表した最後のチームでした。
チームは火曜日の朝、 エドヴァルド・ボアソン・ハーゲン、 ミカエル・ヴァルグレン、 スティーヴ・カミングス など、ステージ優勝を狙えるメンバーを指名しました。
カヴェンディッシュ不在の中、チームはカヴェンディッシュも出場したツアー・オブ・スロベニアでステージ優勝したピュアスプリンター、 ジャコモ・ニッツォーロをメンバーに選出しました。

2016年にワールドツアーチームになった時、カヴェンディッシュを中心にしてチームが作られたにもかかわらず、カヴェンディッシュはDimantion Dataの発表に言及せず、チーム側も選出されなかったことについての説明は与えられませんでした。

「これ(ラインナップ)は沢山経験を積んだチームで、積極的なレースを通じて挑戦していきますが、同時に自転車で人生を変えるというチームのモットーに忠実であり続けます」と、チームの声明で語られています。

2013年にはグリーンジャージを獲得Photo:Tim De Waele

2007年のツール・ド・フランスデビュー以来、今年彼は初めてツール出場を逃した年となります。彼はデビューした年は勝利こそありませんでしたが、2008年に4勝、2009年に6勝、2010年に4勝、2011年に5勝、2012年に3勝、2013年に2勝を挙げ、2014年の初日にクラッシュ、2015年は「唯一の」1勝をあげましたが、Dimantion Dataとして初の2016年に4勝を挙げ、リベンジを達成。2017年はクラッシュによりリタイアしたため、彼の最後の勝利でした。そして 伝染性単核球症が2018年シーズンのゆく手を阻みました。

カヴェンディッシュは完全な健康状態に戻るのに苦労しましたが、これまでのところ、2019年シーズンは39日間レースに出場しています。
彼はステージ優勝こそ狙ってはいませんでしたが、パリ~ニース第2ステージの横風によってリタイアする前、ブエルタ・ア・サンジュアンとUAEツアーを完走していました。
 ツール・ド・ヨークシャーの後、彼は自分の血中のエプスタイン・バール・ウイルス(伝染性単核症の病原菌)が、発症する閾値を下回っていることを発表。しかし、その後ツアー・オブ・カリフォルニアの第7ステージでリタイアし、その後のツアー・オブ・スロベニアではペロトンから脱落しました。日曜日に行われたイギリス国内選手権では22位という結果に終わっています。

ニッツォーロはカヴェンディッシュの代わりとして最適で、ツアー・オブ・スロベニアでは好調ぶりをアピールしていました。
彼はツール・ド・フランスの出場経験がなく、グランツールでのステージ優勝こそありませんが、ジロ・デ・イタリアでポイント賞を獲得し、今年はツアー・オブ・オマーンとスロベニアで2勝を挙げています。

まだ記事は続いていましたが、長かったので割愛。すみません。
英語が読める方は情報元にて続きを読んではいかがでしょうか。
情報元: http://www.cyclingnews.com/news/mark-cavendish-not-selected-for-tour-de-france/