
トニー・マルティンが9回目のドイツTT王者のタイトルを獲得
Jumbo-Vismaの選手たちはツールに向けての士気を高めている。

序盤のメカトラブルは、彼の9勝目を止める事が出来ませんでした。
トニー・マルティン(Jumbo-Visma)が金曜日にシュプレムベルクで行われたタイムトライアルドイツ国内選手権で9勝目を挙げました。
現在34歳のマルティンは2012年から今年までの8年連続での優勝です。
マルティンは35kmのコースを39:11のタイムで走破。序盤のコーナーでマルティンの後輪がロックし、激しく跳ね上がるというトラブルにも関わらず、二位のニルス・ポリッツ(Katusha-Alpecin)に17秒差、3位のヤシャ・ズッタリン(Movistar)には59秒の差をつけました。
「彼のライディングスキルに感謝だね。バイクから吹っ飛ばされなくて済んだから」
「バイクを交換して、メカニックのディルクが全力で押して加速したんだ。最終的に15秒から20秒くらい失ったよ」
スポーツディレクターのグリシャ・ニーアマンはこう語った。
メカトラという士気にも影響を与えるトラブルに見舞われたにも関わらず、マルティンはしっかり立て直し、フィニッシュまでしっかりアドバンテージを維持していました。
「(メカトラの)2,3キロ後、再び自分のリズムをつかみ、精神的に強くなった」
「最後の最後まで戦った。そしてこの結果にとても満足しているよ」
マルティンはこう語った。
そしてこの勝利はマルティンがJumbo-Vismaに移籍してからの初勝利かつ、2018年のドイツTTの勝利以来、初の勝利となっています。
「これは素晴らしい勝利だよ」
「以前からポリッツが強力な候補だって事は知っていたので、かなり激しい戦いになると思っていたんだ」
「もう1年このナショナルジャージを着られることをとても誇りに思っているよ。ツール・ド・フランス前の最後のレースだったので、いいテストになったよ」
「かなり高い士気をもってツールに挑めることになるね」
情報元: http://www.cyclingnews.com/news/tony-martin-nails-ninth-german-tt-title-despite-early-mechanical/