ワウト・ファン・アールト「自分もスプリントの為にポジションを取っていた」

ワウト・ファン・アールト「自分もスプリントの為にポジションを取っていた」

2019-07-07 0 投稿者: gachihin.com

Jumbo-Vismaは第1ステージのフルーネヴェーヘンの落車にも関わらず、別の切り札を持っていた。

Photo:Getty Images

Jumbo-Vismaのリードアウトマンのツール・ド・フランス第1ステージのサプライズ勝利はチームメイトやツールデビューのワウト・ファン・アールトにもできた可能性があっただろう。ファン・アールトはメインスプリンターのディラン・フルーネヴェーヘンがゴール1キロ手前で落車した時、自分がスプリント勝利を取るために動いてたと語った。

フィニッシュ30~40メートル手前でテウニッセンとファン・アールトの両方が世界最高のスプリンターたちに混ざっていました。ファン・アールトはある時点ではJumbo-Vismaの中で最高のポジションを取っていて、彼もまたそれを認めました。

「俺たちにプランBはなかった。すべてをディラン(フルーネヴェーヘン)に託していたから」
「マイク(テウニッセン)が目の前にいるのが見えて、自分もスプリントの為にポジションを取ったんだ。ただ、勝負のタイミングが早すぎた」
「自分がスプリントに絡もうとしたとき、マイクも同じように動いていた。そして自分を通り過ぎて行った。だから彼にチャンスがあると思ったんだ。自分がリードアウトしてあげる事が出来なかったけど、彼にその必要はなかったね」


「チームとしてイエロージャージを欲していた。ただ、まさかマイクが獲るとは思わなかったね。それはこのチームがいかに強いかを証明したんじゃないかな」
彼の人生最初のツールを16位で終えたファン・アールトはこのように語っていた。

Photo:Bettini Photo

Jumbo-Vismaのエースのステーフェン・クラウスヴァイクは、落車した二人を心配している一方、土曜日のオープニングステージを安全に、力を貯めて走れて満足した様子だった。
彼は第2ステージのチームタイムトライアルが始まるのを楽しみにしていて、さらにテウニッセンのステージ勝利とイエロージャージ獲得にとても喜びを表していた。

「(フルーネヴェーヘンのクラッシュについて)あまり見ていなかった。ラスト1キロはいつも慌ただしい。いきなりディランが地面に倒れているのを見たんだ。彼は明らかに落ち込んでいたね。彼は大丈夫だとは思いますが、それ以上の事はわからないね」
「ディランにとっては悲しい事だったけど、チームにとってはマイクが勝利を手にしたのはとても嬉しいことだよ」


「主な目標はステージに勝利してイエロージャージを獲得することだった」
「私たちは日々レースをして目標を設定したんだ。今日の目標はステージに勝つことだったんだ。そして明日(日曜日)のゴールもステージに勝つことだよ。そしてさらに先を見ているんだ」



情報元: http://www.cyclingnews.com/news/tour-de-france-i-was-also-positioning-myself-to-sprint-at-the-finish-says-van-aert/