リゴベルト・ウラン「ツールが今シーズンの始まりだよ」

EF Education Firstはウッズ、ヴァン・ガーデレン、ベッティオルを加えたラインナップ。

EF Education Firstを率いるリゴベルト・ウランは2019年のツール・ド・フランスのスタートに向けてブリュッセルに向かう予定です。

２年前、個人総合２位を獲得したウラン。
今年もチームの総合獲得の目標をリードするでしょう。
さらにはステージ優勝も同時に狙える強力なラインナップを揃えてツールに乗り込みます。

チームはスペイン、ジローナで３日間のチームタイムトライアルのトレーニングキャンプを実施し、マイケル・ウッズとクリテリウム・デュ・ドーフィネ総合２位のティジェイ・ヴァン・ガーデレンがメンバーに選出されました。
　ウッズとヴァン・ガーデレンはツールの山岳ステージでウランのアシストとしてサポートに回ります。ウッズもまた、彼のパンチの効いたクライミングスタイルで、ステージ優勝をターゲットにしています。

ヴァン・ガーデレンはチームタイムトライアル、個人タイムトライアルを目標に設定。ツール・デ・フランドル勝者のアルベルト・ベッティオルは、第１週はウランのサポートに徹するものの、その後は、(サポートの仕事ができる範囲で）自由に動きステージ優勝を狙っていく模様。

残る４人にはタネル・カンゲルト、トム・スキャリー 、サイモン・クラーク、セバスティアン・ランゲヴェルトを迎え８人態勢を整えました。
チームは第２ステージのチームタイムトライアルを最初の目標に設定しました。


ウランは今年、怪我の影響でスタート・ストップの多いシーズンを過ごしており、１９日しかレースに出場しておらず、準備不足であることを認めたものの、少なくともフレッシュな状態であると語っています。

「自分のシーズンがやっと始まるよ。３月に不運にもクラッシュしてしまって、十分にレースに参加できなかったんだ。ツアー・オブ・コロンビア、パリ～ニースで２日間、ツアー・オブ・カリフォルニアとルートド・オキシターニを走ったけどね。それに加え、３日間のトレーニングキャンプにも参加したんだ。」
先週チーム内部でのメンバー発表がされた後、Cyclingnewsにこう語った。

EF Education First ツール・ド・フランス　スターティングメンバー

アルベルト・ベッティオル
サイモン・クラーク
タネル・カンゲルト
セバスティアン・ランゲヴェルト
トム・スキャリー
リゴベルト・ウラン
ティジェイ・ヴァン・ガーデレン
マイケル・ウッズ