ファンアーヴェルマートが”バーチャル・フランドル”を制す。

レースはバーチャル、辛さはリアル

 

ファン・アーヴェルマートはスタート時に遅れをとったものの、Paterbergの登りでパワーを出し切り、前代未聞のバーチャル・フランドルに見事勝利しました。

フランドルの主催者は、新型コロナウイルスの影響でツール・デ・フランドルの延期を発表後、バーチャル版の”ロックダウン・エディション”の開催を大々的に宣伝していました。13人のプロ選手がBkoolのプラットフォームを使用し、フランドルの名所を含む32kmのコースでレースを行いました。

レース序盤はレムコ・イヴェネプール(Deceuninck-QuickStep)がリードし、ファン・アーベルマートはオリバー・ナーセン(AG2R La Mondiale)、ティム・ウェレンス(Lotto Soudal)、マイケル・マシューズ(Team Sunweb)らの追走集団に混ざっていました。

レース前方ではイヴェネプールがトーマス・デヘント(Lotto Soudal)、ディフェンディングチャンピオンのアルベルト・ベッティオール(EF Pro Cycling)、ニコラス・ロッシュ(Team Sunweb)らに捕らえられましたが、彼らの逃げはOude Kwaremontで失速し、ファン・アーヴェルマートとナーセンが追いつきました。

ファン・アーヴェルマートはPeterbergでのアタックでライバルたちを振り払い、見事勝利を手にしました。

“心拍数がこんなに上がったのは久しぶりだよ。パフォーマンスにも満足してるしね。自宅でレースをするなんてちょっと変な感じだけど、ベストを尽くしたよ”

情報元:https://www.cyclingnews.com/news/van-avermaet-wins-lockdown-edition-of-tour-of-flanders/