デュムラン「調子は戻ってきたけど、それを活かせない」

Jumbo-Vismaに所属するトム・デュムランは2020年シーズンのレースにいまだ出走しておらず、新型コロナウイルスの影響でいつシーズンデビューできるか分からない状態となっています。

デュムランは2019年のジロ・デ・イタリアでの落車で負った膝のケガから完全に回復し、３月末に予定されたボルタ・ア・カタルーニャに向けてスペイン、テネリフェでの高地合宿でハードなトレーニングを行っていましたが、新型コロナウイルスの影響でレースは延期となりました。

また、町内寄生虫の影響で体調を崩していたこともあり、シーズンスタートが遅れていたため、去年６月のクリテリウム・デュ・ドーフィネ以来レースに出場していないデュムランにとって、レース復帰は喫緊の課題となっています。

「調子を取り戻したけど、今はそれを活かせないよね。
　信じられないほどフラストレーションが溜まっているし、またジャージにナンバーゼッケンを付けられる日が来ることを本当に楽しみにしているよ。ただ、日に日にその日が遠のいているよね。」

「夏までにウイルスがどうなっているかなんて、誰も１００％の確信を持っていないよね。」
「ツール主催者が何とかしようと模索しているのは理解していますが、自分はとにかくパフォーマンスを維持しているので、自分にとって特に何も変わらないかもね」
デュムランはオランダ公共放送NOSでのインタビューでこう語りました。

情報元:https://www.cyclingnews.com/news/tom-dumoulin-im-fit-again-but-at-the-moment-i-cant-do-much-with-it/